エアコンの設定温度を変えたり、不要な照明を消したりして、節電を心がけている方も多いでしょう。実は、パソコンにも節電対策する方法があります。
今回は、オリジナルソフトの「節電ナビ」を活用してみます。「節電ナビ」の「かんたん節電」を選べば、4つのステップで簡単に節電設定できます。
そして、「こだわり節電」を選ぶと、パソコンの使い方に合わせて細やかな節電対策が行えます。
注)「節電ナビ」は、2012年春モデルからプレインストールされています。それ以外のモデルでは搭載ソフトウェアのバージョンが異なるため、一部機能や画面が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
2011年冬モデルをお使いの場合は、次のQ&Aをご覧ください。[パソコン節電設定] 使い方を教えてください。
「かんたん節電」か「こだわり節電」のどちらかを選ぼう
「節電ナビ」を使うと、ハードウェアの機能を一部無効にしたり、画面の明るさや電源の設定を変更したりすることで、パソコンの消費電力を下げることができます。「節電メニュー」からは、「かんたん節電」と「こだわり節電」の2つの方法が選べます。
「かんたん節電」は、手早く節電設定したい方に、お勧めです。表示される説明に従って、4つのステップで設定を完了できます。「こだわり節電」は、ハードウェアやパソコンの機能を個別に選びながら節電設定していく、その名のとおりこだわりの節電方法です。まずは、「節電ナビ」を起動して、それぞれの節電方法を見ていきましょう。
[スタート]ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]→[節電ナビ]→[節電ナビ]を選択します。
「節電ナビ」が起動したら、「節電メニュー」に表示される、[かんたん節電]ボタンまたは[こだわり節電]ボタンのいずれかをクリックして、設定を開始します。
まずは「かんたん節電」を選んでみよう
まずは、あれこれ迷わず設定できる「かんたん節電」を選んでみましょう。「かんたん節電」では、次の4つの項目を設定します。
- 画面の明るさ
- 画面を暗くするまでの時間
- 画面の電源を切るまでの時間
- スリープ状態にするまでの時間
いずれも、表示される説明に従って、順に選択するだけで、設定は完了します。設定による節電の効果は、「エコ状況」に点数で表示されます。
「節電メニュー」の[かんたん節電]ボタンをクリックすると、「かんたん節電」の設定が始まります。まずは現在パソコンに設定されている内容を確認し、変更するなら[変更する]ボタンをクリックします。
画面の明るさを「約45%」に変更することを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
一定時間パソコンを操作しない場合に、自動的に画面を暗くするまでの時間を「1分」にすることを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
一定時間パソコンを操作しない場合に、自動的に画面の電源を切るまでの時間を「3分」にすることを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
一定時間パソコンを操作しない場合に、自動的にパソコンをスリープ状態にするまでの時間を「10分」にすることを確認し、[次へ]ボタンをクリックします。
すべての設定が完了しました。内容を確認して、[OK]ボタンをクリックします。
元の設定に戻すには?
設定は、購入時の状態に戻すことができます。いったん設定を変更したものの、元に戻したいと思ったら、下の手順を実行してください。
「かんたん節電」の設定開始画面で、[ご購入時の設定に戻す]ボタンをクリックします。続いて確認画面で[OK]をクリックすれば、元の設定に戻すことができます。