パソコンの中に保存している写真や動画、音楽を家中どこでも楽しみたいと思ったら、「NetworkPlayer」を使ってみましょう。
例えば、書斎のデスクトップパソコンに保存した動画を、居間に置いたノートパソコンから視聴できます。
また、デジタルカメラからノートパソコンに取り込んだ写真を、デスクトップパソコンの中に手早くダウンロードできます。家庭内ネットワークを利用した、パソコンどうしのデータ共有を手軽に実現できるソフトです。
撮りためた写真や動画を家中どこでも見たい
「NetworkPlayer」を使えば、FMVどうしで写真、動画、音楽を共有できます。例えば、記憶容量の大きいデスクトップパソコンに保存しているファイルに、家の中で気軽に持ち歩けるノートパソコンからアクセスすることができるのです。
「NetworkPlayer」では、一方のパソコンがデータを提供する「サーバー」、もう一方がデータを受け取って再生する「プレーヤー」と、役割分担しています。それぞれのパソコンが、同じ家庭内のネットワーク(有線LANまたは無線LAN)に接続しているときに利用できます。
別のパソコンに保存した動画を見てみよう
「NetworkPlayer」を利用して、動画を共有する手順を見てみましょう。まずは、動画ファイルを保存するサーバー側のパソコンで公開フォルダーを指定します。
初期設定では、「パブリック」の「ミュージック」「ピクチャー」「ビデオ」フォルダー内にあるファイルが公開されます。これ以外のフォルダーを公開したい場合、以下の手順で追加できます。
サーバーの操作
[スタート]→[すべてのプログラム]→[NetworkPlayerサーバー]→[NetworkPlayerサーバーツール]を選択します。
「NetworkPlayerサーバーツール」が起動したら、「公開フォルダ」タブをクリックします。新たなフォルダーを追加するには、「公開フォルダの追加」ボタンをクリックします。
「フォルダーの参照」画面で、追加したいフォルダーを選択したら、「OK」ボタンをクリックします。
選択したフォルダーが公開フォルダーとして追加されました。
続いて、プレーヤー側のパソコンから、サーバー側のパソコンにアクセスします。アクセスしたら、ファイルを選択して、視聴を開始してみましょう。
プレーヤーの操作
[スタート]→[すべてのプログラム]→[NetworkPlayer]を選択します。
NetworkPlayerが起動して、接続先が表示されます。接続したいサーバー名をクリックします。
再生可能なメディアの種類が表示されます。動画を見たいなら「Video」をクリックします。
「Video」の分類が表示されるので、ここから絞り込みます。全体を一覧したいときには、「All Video」をクリックします。
視聴可能なファイルが一覧表示されます。再生したいファイルをクリックします。
表示方法を切り替え
「リスト」表示以外の表示方法も、選択できます。動画や写真のイメージを小画像で確認したいときには、「サムネール」を選択します。
左のメニューで「表示方法」をクリックし、「サムネール」を選択します。
ファイルの内容を小画像のイメージで確認できます。
選択した動画の再生が始まります。マウスポインターを動かすと、下に操作ボタンが表示されます。クリックして、停止や一時停止、早送りや巻き戻しの操作が選べます。再生が終了すると、ファイルの一覧画面に戻ります。