メールアカウントの移行方法
アカウントには、メールを送受信する際に必要な情報が入っています。アカウントを移行すれば、面倒な設定をもう一度する必要なく、すぐにメールを送受信できるようになります。
Outlook Express 6のアカウントをエクスポートする
事前にメールアカウントの情報を保存するフォルダーをDドライブに作成しておきます。ここでは「mail」という名前にしました。
Windows XPのOutlook Express 6で、メニューの[ツール]から[アカウント]をクリックします。
タブの[メール]をクリックして、表示されたアカウントを選択します。[エクスポート]ボタンをクリックします。
保存先を事前に用意したフォルダーに設定し、ファイル名はそのままで[保存]ボタンをクリックします。保存したデータは、USBメモリーやDVD-Rなどにコピーしてください。
Windows Live メールにアカウントをインポートする
前の手順で保存したデータを移行先のパソコンにコピーします。ここでは例として、Dドライブにmailフォルダーを作成し、コピーしました。
Windows Live メールを起動します。
※「電子メールアカウント情報を以下に入力してください。」と表示された場合は[×]ボタンで閉じてください。
[Windows Live メール]ボタンをクリックし、メニューの[オプション]から[電子メールアカウント]をクリックします。
[インポート]ボタンをクリックします。
手順の最初にコピーしてきたファイル名を指定して[開く]をクリックします。ここでは、Dドライブのmailフォルダーを開いています。
「アカウント」のウインドウに戻ります。アカウントが追加されたことを確認して、[閉じる]をクリックします。
Windows Live メールの左側に移行したアカウントが表示されていることを確認します。
アドレス帳の移行方法
友達や取引相手の連絡先を記録したアドレス帳は、大切な財産です。
数が多いと1つ1つ入力し直すのはとても大変なので、まとめて移行しておきましょう。
Outlook Express 6のアドレス帳をエクスポートする
事前にアドレス帳の情報を保存するフォルダーをDドライブに作成しておきます。ここでは「mail」という名前にしました。
Windows XPのOutlook Express 6を起動して、メニューの[ツール]から[アドレス帳]をクリックします。
アドレス帳が表示されます。メニューの[ファイル]をクリックして、[エクスポート]−[アドレス帳]をクリックします。
保存先を事前に用意した「mail」フォルダーに設定し、ファイル名を指定して[保存]ボタンをクリックします。ここでは例として、「アドレス」と入力しました。
保存が完了したら、[OK]ボタンをクリックします。保存したデータは、USBメモリーやDVD-Rなどにコピーしてください。
移行先のパソコンにアドレス帳をインポートする
前の手順で保存したデータを移行先のパソコンにコピーします。ここでは例として、Dドライブにmailフォルダーを作成し、アドレス帳のデータをコピーしました。
スタートボタンをクリックして「アドレス帳」と入力すると、「プログラム」の欄に「アドレス帳」が表示されます。アドレス帳をクリックします。
アドレス帳が表示されます。[インポート]をクリックします。
表示されたウィンドウから「Windows アドレス帳ファイル(Outlook Express アドレス帳)」を選択して[インポート]ボタンをクリックします。
手順の最初にコピーしてきたアドレス帳のデータを指定して[開く]をクリックします。ここでは、Dドライブのmailフォルダーを開いています。
Windows アドレス帳に移行されたアドレス帳が表示されていることを確認します。
Windows Live メールにアドレス帳をインポートする
Windows Live メールを起動します。
左下のメニューから[アドレス帳]をクリックします。
[インポート]ボタンをクリックし、[現在のWindowsユーザーのアドレス帳]をクリックします。
アドレス帳のインポートが行われます。完了のウィンドウが表示されたら[OK]ボタンをクリックします。
アドレス帳のデータが追加されていることを確認します。
メッセージの移行方法
これまでに送受信したメールのメッセージには、友達とやり取りした大切な思い出も詰まっています。移行すれば、新しいWindows 7パソコンでも引き続き読むことができます。
Outlook Express 6 のメッセージをエクスポートする
事前にメールメッセージの情報を保存するフォルダーをDドライブに作成しておきます。ここでは「mail」という名前にしました。
Windows XPのOutlook Express 6を起動して、メニューの[ツール]から[オプション]をクリックします。
「オプション」が表示されます。[メンテナンス]タブを選択し、「保存フォルダ」ボタンをクリックします。
表示された保存場所をコピーします。コピーできたらOutlook Expressを終了させておきましょう。
「スタート」ボタンをクリックして、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。名前の横のボックスに先ほどコピーした情報を[貼り付け]し、[OK]ボタンをクリックします。
メッセージが保存されたフォルダーが表示されます。[上へ]ボタンをクリックします。
「Microsoft」のフォルダーが表示されます。「Outlook Express」のフォルダーをコピーします。
事前に用意したフォルダー「mail」を開き、[貼り付け]します。「Outlook Express」のフォルダーが作成されたことを確認します。保存したデータは、USBメモリーやDVD-Rなどにコピーしてください。
Windows Live メールにメッセージをインポートする
前の手順で保存したデータを移行先のパソコンにコピーします。ここでは例として、Dドライブにmailフォルダーを作成し、コピーしました。
Windows Live メールを起動します。
[Windows Live メール]ボタンをクリックし、メニューの[メッセージのインポート]をクリックします。
ウィンドウが表示されます。移行元の電子メールとして「Microsoft Outlook Express 6」を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
メッセージの場所を求められます。[参照]ボタンをクリックして、手順の最初にコピーしてきたメッセージの場所を指定します。ここでは、[D:¥mail¥Outlook Express」と指定しました。[次へ]ボタンをクリックします。
「フォルダーの選択」と表示されるので、[すべてのフォルダー]を選択して、[次へ]をクリックします。
「インポートの完了」が表示されます。[完了]ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
Windows Live メールに、インポートされたメッセージが表示されていることを確認します。