5-3 フラットポイント
フラットポイントは、指先の操作でマウスポインターを動かしたり、画面やウィンドウの表示を切り替えたりすることができるポインティングデバイスです。
操作面を指先でなぞることで、画面上のマウスポインターを移動させることができます。
フラットポイントをお使いになるうえでの注意
- フラットポイントは操作面表面の結露、湿気などにより誤動作することがあります。また、濡れた手や汗をかいた手でお使いになった場合、あるいは操作面の表面が汚れている場合は、マウスポインターが正常に動作しないことがあります。このような場合は、電源を切ってから、薄めた中性洗剤を含ませた柔らかい布で汚れを拭き取ってください。
- フラットポイントの操作面で操作するときは、指の先が接触するようにしてください。指の腹を押さえつけるように操作すると、マウスポインターが正常に動作しないことがあります。
- フラットポイントの操作面を固いものでこすったり、強く押しつけたりしないでください。破損するおそれがあります。
Point
- フラットポイントの詳しい設定方法については、「7-5 フラットポイントの設定」をご覧ください。
フラットポイントの基本的な使い方
ここでは、フラットポイントの機能について説明しています。
マウスポインター(
)を移動させる
操作面を指先でなぞります。
指が操作面の端まできたら、いったん操作面から指を離して、もう一度別の位置からなぞってください。指を離してもマウスポインター()は動きません。
タップ
操作面を1回軽くたたくことです。マウスの左クリックと同じ操作を行うことができます。2本の指でタップすると、マウスの右クリックと同じ操作を行うことができます。
ダブルタップ
操作面を2回連続して軽くたたくことです。
ポイント
マウスポインター()をアイコンやメニューなどに合わせることです。ポイントすると、項目が反転表示されたり、項目の説明が表示されたりします。
ドラッグ
アイコンやウィンドウを、マウスポインター()で掴むようにして移動させることです。
対象となるアイコンやウィンドウにマウスポインター()を合わせて操作面を素早く2回タップし、2回目のタップのときに指を操作面上から離さずになぞり、希望の位置で指を離します。
フラットポイントの設定を変更する方法など、詳しくは「7-5 フラットポイントの設定」をご覧ください。