2-2 お使いになる前に

本書には、本製品を安全に正しくお使いいただくための重要な情報を記載しています。本製品をお使いになる前に、本書を熟読してください。

保証書について
  • 保証書は、必ず必要事項を記入し、内容をよくお読みください。その後、大切に保管してください。
    型名および製造番号は、本体背面をご覧になり書き写してください。
    画像
  • 修理を依頼される前に「富士通パーソナルコンピュータ修理規程」を必ずお読みください。
  • 本製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)の最低保有期間は、製造終了後6年間です。ただし、添付品・オプション・周辺機器については、期間が異なる場合があります。それぞれの取扱説明書などでご確認ください。
データのバックアップについて

本製品に記録されたデータ(基本ソフト、アプリケーションソフトも含む)の保全については、お客様ご自身でバックアップなどの必要な対策を行ってください。また、修理を依頼される場合も、データの保全については保証されませんので、事前にお客様ご自身でバックアップなどの必要な対策を行ってください。
データが失われた場合でも、弊社に故意・重過失がある場合を除き、それに伴う損害やデータの保全・修復などの責任を負いかねますのでご了承ください(大切なデータは日ごろからバックアップをとられることをお勧めします)。
本パソコンには、バックアップについて説明した「FMV-Cドライブバックアップガイド」を用意しています。
システムイメージバックアップというCドライブをバックアップ/復元できるWindows 11の機能などについて説明しています。
必要に応じて次の手順でご覧ください。

  1. 画像 画像「すべてのアプリ」画像「FMV-Cドライブバックアップガイド」の順にクリックします。
    見つからないときは、画面をスクロールしてください。
液晶ディスプレイの特性について

次の項目は液晶ディスプレイの特性によるもので故障ではありません。交換や返品はお受けいたしかねます。

  • 非常に精度の高い技術で作られておりますが、画面の一部に点灯しないドットや、常時点灯するドットが存在する場合があります。
  • 製品の製造工程やご利用環境によって空気中の微細な異物が混入する場合があります。
  • 製品ごとに色合いが異なる場合があります。また、温度の影響により多少の色むらが発生する場合があります。
  • 長時間同じ表示を続けると残像となることがありますが、表示を変えることにより、しばらく経つと消えます。
    この現象を防ぐためには、省電力機能を使用してディスプレイの電源を切るか、スクリーンセーバーの使用をお勧めします。
  • 表示する条件によってはムラおよび微少な斑点が目立つことがあります。
本製品のハイセイフティ用途での使用について

本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業用などの一般的用途を想定したものであり、ハイセイフティ用途での使用を想定して設計・製造されたものではありません。
お客様は、当該ハイセイフティ用途に要する安全性を確保する措置を施すことなく、本製品を使用しないでください。
ハイセイフティ用途とは、以下の例のような、極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途をいいます。

  • 原子力施設における核反応制御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにおける運行制御、生命維持のための医療用機器、兵器システムにおけるミサイル発射制御など
有寿命部品について
  • 本製品には、有寿命部品が含まれています。有寿命部品は、使用時間の経過に伴って摩耗、劣化等が進行し、動作が不安定になる場合がありますので、本製品をより長く安定してお使いいただくためには、一定の期間で交換が必要となります。
  • 有寿命部品の交換時期の目安は、使用頻度や使用環境等により異なりますが、1日約8時間、1ヶ月に25日のご使用で約5年です。なお、この期間はあくまでも目安であり、この期間内に故障しないことをお約束するものではありません。また、長時間連続使用等、ご使用状態によっては、この目安の期間よりも早期に部品交換が必要となる場合があります。
  • 本製品に使用しているアルミ電解コンデンサは、寿命が尽きた状態で使用し続けると、電解液のもれや枯渇が生じ、異臭の発生や発煙の原因となる場合がありますので、早期の交換をお勧めします。
  • 摩耗や劣化等により有寿命部品を交換する場合は、保証期間内であっても有料となります。なお、有寿命部品の交換は、当社の定める補修用性能部品単位での修理による交換となります。
  • 本製品をより長く安定してお使いいただくために、省電力機能の使用をお勧めします。また、一定時間お使いにならない場合は電源をお切りください。

<主な有寿命部品一覧>
液晶ディスプレイ、フラッシュメモリ(SSD)、キーボード、ACアダプタ、等

消耗品について

バッテリーや乾電池は消耗品です。
バッテリーの寿命について詳しくは、「バッテリーの寿命」をご覧ください。
本製品のバッテリーはお客様自身で交換できません。バッテリーの交換は、保証期間の内外を問わず有償です。

24時間以上の連続使用について

本製品は、24時間以上の連続使用を前提とした設計にはなっておりません。

本製品のご利用について
  • 本製品は、社団法人電子情報技術産業協会の定めたパーソナルコンピュータの瞬時電圧低下対策規格を満足しております。しかし、本規格の基準を上回る瞬時電圧低下に対しては、不都合が生じることがあります。また、バッテリー残量が不充分な場合は、規定の耐力がないため不都合が生じることがあります。
  • 本製品は、高調波電流規格JIS C 61000-3-2適合品です。
  • 本製品は電気・電子機器の特定の化学物質<鉛、六価クロム、水銀、カドミウム、ポリブロモビフェニル、ポリブロモジフェニルエーテルの6物質>の含有表示を規定するJIS規格「J-Moss」において、化学物質の含有率が基準値以下であることを示す「グリーンマーク(非含有マーク)」に対応しています。
    本製品における特定の化学物質(6物質)の詳細含有情報は、下記URLをご覧ください。
    https://www.fmworld.net/fmv/jmoss/
  • クラス1レーザ製品の国際規格である(IEC 60825-1:2014)に準拠しています。
  • このパソコンに固有の認定および準拠マークに関する詳細(認証・認定番号を含む)は、次の手順で表示される画面で確認できます。
    • 電波法ならびに電気通信事業法に基づく技術基準に適合した技適マーク
    • VCCI自主規制措置運用規程に基づく技術基準に適合したマーク
  1. BIOSセットアップを起動します。
  2. 「情報」(「Info」)メニューから「認証表示」(「Display Regulatory Compliance」)を選択します。
VCCI基準適合について

本パソコンは、標準添付のACアダプタとの組み合わせでVCCI基準に適合しています。
WEB MARTでご購入時、追加ACアダプタとしてFMCWADA005をご購入になった場合、このACアダプタとの組み合わせではVCCI基準適合の範囲外となります。
VCCIとは、「一般財団法人VCCI協会」が運営する、情報技術装置やオーディオ、ビデオ機器またはこれらの組み合わせであるマルチメディア機器から発生する妨害波に対する自主規制のことで、それらの機器を利用する我が国の消費者の利益を擁護することを目的としています。
詳細は、VCCI協会のホームページをご確認ください。