Macを標的にした脅威の手口は、これまでWindowsに対して行われていた手法とほぼ同じ。ユーザーの隙や「うっかり」を利用して、パソコンに侵入してくるものがほとんどなのです!
最も多いのが「メールの添付ファイル」。悪意をもった第三者から送信されてきたメールの添付ファイルを開いてしまったり、ウイルスに感染したパソコンをもつ友人から送られてきたファイルによって感染してしまうものです。
最近では、一見何も害のないPDFファイルをメールに添付し、ユーザーにファイルを開かせ、その背後でウイルスをインストールする「バックドア」も報告されています。
また、「あなたのパソコンがウイルスに感染しました」と表示し、偽のセキュリティソフトをダウンロードするよう誘導、パソコンにウイルスを侵入させる手法も横行しているのです!
さらに、フィッシング詐欺はOSに関係なく、ユーザーの口座番号、暗証番号など個人情報を盗んでしまいます!
たとえば、銀行のロゴマークやお知らせメールの体裁を悪用、「URLからウェブページにアクセスし、口座番号、名前、暗証番号を入力して、銀行からのお知らせを確認してください!」と促し、ユーザーの財産を盗むフィッシング詐欺の手口。こうした手法なら、OSに関係なく個人情報や財産を盗まれてしまいますよね。
こうして振返ってみると、Macにも数多くの脅威が存在しているのがわかりますね。
「Macはウイルスに感染しない」というのは真っ赤なウソ。こうした情報に惑わされてはいけません!
決して油断せず、「怪しいURLはクリックしない」、「不審なメールは開かない」、「ID、パスワードの管理は厳重に」、「信頼できるセキュリティソフトを利用する」など基本的な心がけを忘れないようにしましょう!
高機能・高い操作性を実現したMac向けの総合セキュリティソフトは存在します。
iPhoto® の写真、iTunes® で購入した音楽、iMovie® で作成したプロジェクトなど、Macの中のさまざまなデータを、ウイルスによるデータ損失やネット犯罪者からの個人情報の奪取といった危険から鉄壁ブロック!
また、MobileMe®、iChat®などのインスタントメッセージをスキャンし、危険なファイルを検出するほか、アプリケーションやソフトの脆弱性を狙った脅威から防御する、脆弱性保護機能も備えています。
さらに、万が一危険なウェブサイトのURLをクリックした場合にアクセスを遮断する機能を搭載。悪質なウェブサイトは詳細レポートを表示し、危険についてお知らせするソフトもあります。
[提供:シマンテック]