お客様各位
2021年5月19日 掲載
2022年5月25日 更新
富士通クライアントコンピューティング株式会社
Windows 10, May 2021 Update(Windows 10, version 21H1)の提供について
Windows 10, May 2021 Updateは、マイクロソフト社から提供されるWindows 10の更新プログラムです。Windows Updateの重要な更新プログラムとして順次適用(アップデート)されます。
なお、通常の更新プログラムに比べダウンロードとアップデートに時間がかかる可能性があります。
Windows 10, May 2021 Updateにアップデートした際の動作確認情報をお知らせします。
なお、大型アップデート適用後の一般的な注意事項については「大型アップデート適用後の一般的な注意事項」をご覧ください。
動作確認情報
アップデート前後の注意事項
現在確認できている注意事項は以下のとおりです。
全機種共通
- タスクトレイにあるネットワークアイコンでネットワークの接続状態が確認できません。
- ACアダプタの抜き差しを行っても、ディスプレイの明るさが変化しません。(デスクトップを除く)
- 「ヒント」アプリ内の「付箋」アプリ関連の項目から、「付箋」アプリを起動することができません。
- Bluetoothの「クイックペアリング」機能は、一部のBluetoothデバイスではご利用になれません。
- Bluetoothドライバのプロパティに「電源の管理」タブがありません。
- 「パソコンを初期状態に戻す」際に、「このPCを初期状態に戻す」で「クラウドのダウンロード」を実施する場合は、インターネットに接続する必要があります。
- Windows 10, version 20H2以降にアップデートすると、Windows 10 「新しいMicrosoft Edge」が適用されます。
- 複数のストレージを搭載し「デバイスの暗号化」がオンの環境で、「このPCを初期状態に戻す」機能を実行してPCを初期化した後に、エクスプローラー上でシステムドライブ以外のストレージに「!」が表示されることがあります。
モダンスタンバイ対応機種
注意事項が該当しない機種もあります。詳細は注意事項をご覧ください。
無線LAN、Bluetoothをお使いの場合
- 当社の製品出荷構成(ご購入時の状態)のOSを、Windows 10, May 2021 Updateにアップデートした確認結果です。
- Windows 10, May 2021 Updateへアップデート後に各デバイスの基本的な動作確認のみ行っております。
- お客様のご利用環境でのWindows 10, May 2021 Updateの動作を保証するものではありません。
動作確認済み機種
Windows 10, May 2021 Updateの適用について動作確認済みの機種は以下のとおりです。
- 2015年9月・10月・12月発表モデル(Windows 10, version 1511 搭載機種)から2021年2月発表モデル(Windows 10, version 20H2 搭載機種)
大型アップデート適用後の一般的な注意事項
- 「このPCを初期状態に戻す」では、アップデート前のWindows 10に戻せません。
-
「このPCを初期状態に戻す」では、アップデート前のWindows 10に戻すことはできません。
「このPCを初期状態に戻す」を実行すると、OSは大型アップデート適用後の状態が維持されます。大型アップデートを適用する前に「回復ドライブ」を作成しておくことで、「回復ドライブ」からアップデート前のWindows 10に戻すことができます。
【回復ドライブ(USB)作成手順】
次のQ&Aをご覧ください。
【作成した回復ドライブ(USB)から初期状態に戻す】
次のQ&Aをご覧ください。
- アップデート前のWindows 10に戻すには「前のバージョンのWindows 10に戻す」を使います。
-
次の手順でアップデートする前のWindows 10に戻すことができます。
ただし、次の手順でアップデートする前に戻せるのは、アップデート後10日間です。それ以降は、アップデートする前のWindows 10に戻すことはできません。【手順】
- 「スタート」ボタン→「設定」→「更新とセキュリティ」の順にクリックします。
- ウィンドウ左の「回復」をクリックします。
- 「前のバージョンのWindows 10に戻す」オプションの「開始する」ボタンをクリックします。
- 「以前のバージョンに戻す理由をお聞かせください」画面で該当の項目にチェックを付けて、「次へ」をクリックします。
- 「更新プログラムをチェックしますか?」画面で「チェックしない」ボタンをクリックします。
- 「知っておくべきこと」画面に記載されている内容を読み、問題がなければ「次へ」をクリックします。
- 「ロックアウトされないようにご注意ください」画面で「次へ」をクリックします。
- 「このビルドをお試しいただきありがとうございます」画面で「以前のビルドに戻す」をクリックします。
- 「前のバージョンのWindows 10に戻す」が失敗し、アップデート前のWindows 10に戻すことができない場合があります。
-
大型アップデート適用後、アップデート前のWindows 10に戻すことができない場合があります。次の条件に当てはまる場合、アップデート前のWindows 10に戻すことに失敗します。
- アップデートから10日間経過した
- 「Windows.old」フォルダーが存在しないか、破損している
- アップデート後に「このPCを初期状態に戻す」を実行した
- 新しいユーザーアカウントを追加した
大型アップデートを適用する前に「回復ドライブ」を作成しておくことで、「回復ドライブ」からアップデート前のWindows 10に戻すことができます。
- 「Windows Defender セキュリティーセンター」から「新たに開始」を実行すると、適用したバージョンに標準搭載されていないすべてのアプリが削除されます。
-
本機能を利用すると、Windows標準のアプリを除いた、OfficeなどのMicrosoftアプリやウイルス対策ソフトウェア、パソコンにインストールされたすべてのアプリが削除されます。
また、本機能を実行した後に、「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」→「このPCを初期状態に戻す」を行うと、ご購入時の初期設定が保持されず、プレインストールされている富士通のアプリを回復することはできません。お使いのパソコンで本機能を利用される前に、回復ドライブを作成してください。
また、必要なデータをバックアップすることをお勧めします。詳しくは、以下のQ&Aをご覧ください。削除されたアプリを元に戻すためには、事前に作成した回復ドライブよりパソコンの状態をご購入時の状態に戻してください。詳しくは、以下のQ&Aをご覧ください。
パソコン購入時にインストールされていなかったアプリは復元されません。
パソコンの状態を回復後に、アプリを再インストールしてください。
参考情報
- 今までに提供されている主なアップデートの情報
Windows 10 October 2020 Update(Windows 10, version 20H2)の提供について
Windows 10 May 2020 Update(Windows 10, version 2004)の提供について
Windows 10 November 2019 Update(Windows 10, version 1909)の提供について
Windows 10 May 2019 Update(Windows 10, version 1903)の提供について
Windows 10 October 2018 Update(Windows 10, version 1809)の提供について
Windows 10 April 2018 Update(Windows 10, version 1803)の提供について
Windows 10 Fall Creators Update(Windows 10, version 1709)の提供について
Windows 10 Creators Update(Windows 10, version 1703)の提供について
※ 本内容は予告なく変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
- 以上 -