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  5. ハードディスクの容量不足を解消!Dドライブの便利な使い方(1/3)

「ハードディスクの空き容量不足」とは?

「ハードディスク」の構成について

パソコンに内蔵されているハードディスクは、「Cドライブ <ローカルディスク(C:) >」と「Dドライブ <ローカルディスク(D:)>」という2つの領域に分かれている場合が一般的です(注)。

(注)パソコンによっては、2つ以上の領域にハードディスクが分かれているものもあります。

エラーの画面イメージ

Cドライブの空き容量が少ない状態で、大きなファイルをコピーしようとした際に表示されるエラー画面。

Cドライブのゲージが赤く表示されている画面イメージ

空き容量が少なくなると、ゲージが赤く表示されます。この画面ではCドライブの空き容量が少なく、Dドライブの空き容量が多いことが分かります。

Cドライブがいっぱいになるのはなぜ?

一般的にCドライブには、Windows 7などのOSや、インストールされているさまざまなソフトウェアのデータが保存されています。
また、[マイ ドキュメント][マイピクチャ]などのデータフォルダーの保存先や送受信したメールのデータも、初期設定ではCドライブに指定されていることが多いです(注)。

このため、パソコンを使い続けていくうちに、Cドライブにどんどんデータが保存され、空き容量が少なくなってしまうのです。一方、Dドライブは、利用者が自由に使える領域として空いているのが一般的です(注)。

(注)富士通のテレビ録画機能付きの一部機種では、Dドライブにテレビ録画データが保存されるように設定されているものもあります。

ハードディスクの空き容量を確認するには?

ハードディスクドライブの空き容量は[コンピューター]のウィンドウで確認できます。

現在使っているパソコンのCドライブやDドライブにどの位の空き容量があるかを確認してみましょう。

[スタート]ボタン-[コンピューター]をクリックしている画面イメージ

[スタート]ボタンをクリックし、[コンピューター]をクリックします。

ドライブのアイコンの横に、使用領域を示すゲージと空き領域の情報が表示されている画面イメージ

ドライブのアイコンの横に使用領域を示すゲージと空き領域の情報が表示されます。
表示内容が異なる場合は、[その他のオプション]から[並べて表示]を選択してください。

上記はWindows 7での操作手順です。他OSについては、次のQ&Aをご覧ください。

Cドライブがいっぱいになると、なぜパソコンが遅くなるのでしょうか?

Cドライブの空き領域が少なくなると、パソコンの動きが遅くなったり、時にはパソコンの動作が停止するなどの可能性があります。

動きが遅くなる理由の1つは、保存領域の問題です。パソコンでデータを保存する場合、ハードディスクの空き容量が少ないと、データ全体を連続したブロックに保存できずに、あちこちの「空き領域のブロック」に保存します。
データを開く際には、小分けに離れて保存されているデータを読み込むので、その分だけ表示が遅くなり、パソコンの動きが遅くなったと感じることがあります。

分かれて保存されたデータは「デフラグ」というツールで一時的にまとめることができますが、ハードディスクの空き容量が不足していると、データを保存するたびに分断化されてしまうため、使っているうちにデフラグの意味がなくなってしまいます。
ハードディスクがデータでいっぱいの時は、不要なファイルを削除して、空き領域を作りましょう。

ハードディスクの空き容量が多い:連続したブロックに保存→データの読み込みが早い。ハードディスクの空き容量が少ない:離れたブロックに小分けにして保存→データの読み込みが遅い。保存領域のイメージ画像

ハードディスクの空き容量が少ないと、データが離れたブロックに分かれて保存されるため、読み込みに時間がかかるようになります。

ディスクデフラグツールの画面イメージ

[アクセサリ]-[システムツール]-[ディスクデフラグツール]でハードディスク内のファイルの分断化を解除することはできますが、空き容量を増やすことが先決です。