WordやExcelを使って、簡単な文書は作れるようになったけれど、そこから少し見栄えがする文書や、すぐに使える実用的な文書を作るのはなかなかむずかしいと、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
そのようなときは、Office製品の「テンプレート」機能を使うと、記録表やスケジュール表、案内状など、見栄えのする多くの種類の文書が、あっという間にできあがります!
今回は、無料で使える「Officeテンプレート」ですぐに役立つ文書の簡単作成方法をご紹介します。
注)ここでは、Office2010を例にご紹介します。Office製品のバージョンにより、操作画面や選択できるテンプレートに違いがあります。
公開日2010年9月1日
※ 掲載内容は公開当時のものであり、最新情報と異なる場合があります。
テンプレートとは、ファイルを作成するときの「下敷き(ひな形)」のようなものです。
テンプレートには、すでに必要な情報が例として記載されていて、白紙の状態から文字を入力したり、レイアウトの調整をしたりする必要がありません。
WordやExcelには、さまざまなテンプレートが用意されていますので、自分の作りたい文書のイメージに近いテンプレートを利用することで、見栄えのする実用的な文書がすぐに作成できます。
WordやExcelなどのOffice製品でテンプレートを使いたいときは、[ファイル]タブの[新規作成]をクリックして表示される画面から、作りたい文書のイメージに近いテンプレートを選択します。
テンプレート名をクリックすると、画面右側に拡大された作成イメージが表示されます。
Office製品の[新規作成]の画面から利用できるテンプレートには次の2種類があります。
注)Office.comテンプレートを利用するには、インターネット環境が必要です。
注)Office.comテンプレートには、Microsoft社以外にも、他の企業や個人が作成したテンプレートも登録されています。
ここでは、Excelのサンプルテンプレートから「血圧記録表」を使って、新規文書を作成してみましょう。
白紙の状態から作成するには、細かな書式やテーブルの設定などが必要ですが、テンプレートを利用すれば、それらは設定済みなので、日付などの簡単な変更を加えるだけで、多機能な記録表をすぐに作成できます。