無料の「テンプレート」で、ワードやエクセルの文書を簡単作成！（2/2）

Office.comテンプレートを使いこなそう

Office.comテンプレートには、カテゴリ別にさまざまなテンプレートが用意されています。また、作りたいイメージのキーワードからテンプレートを検索することもできます。

ここでは、目的のテンプレートを探してダウンロードし、編集して完成するまでの手順をご紹介します。

Office.comテンプレートには、非常に多くのテンプレートが登録されています。効率的にテンプレートを探すには、「検索」機能を使うと便利です。

ここでは、「日程表」というキーワードで、旅行の日程表を検索してみましょう。

Wordの新規作成画面で、「日程表」と入力し、［検索の開始］をクリックします。

日程表の一覧が表示されるので、作成したいイメージに近いテンプレートを探します。

テンプレートを検索するキーワードが思い浮かばない場合、カテゴリからテンプレートを探すこともできます。
カテゴリ名をクリックしていくと、対象のテンプレートが表示されます。

カテゴリ（分類）別にテンプレートが整理されているので、作りたいテンプレートのイメージに近い名称をクリックします。

たどっていくと、イメージに近いテンプレートが表示されました。

Office.comテンプレートが選択できたら、次はテンプレートをダウンロードします。

テンプレートをパソコンにダウンロードします。ここでは「旅行日程表日帰り」をクリックして、［ダウンロード］ボタンをクリックします。

パソコンに「旅行日程表日帰り」のテンプレートがダウンロードされ、そのテンプレートを元にWordの新規ファイルが作成されました。

ダウンロードしたOffice.comテンプレートは、サンプルテンプレートと同じように、内容を編集することができます。
ここでは、文字や画像を変更して、Wordの文書として保存してみましょう。

今回のテンプレートでは、場所などの文字を自由に変更できるようになっています。目的地や集合場所などを入力します。

テンプレートに入っているクリップアートがイメージに合わない場合も自由に変更できます。

通常の文書と同じように、［ファイル］タブをクリックして、［名前を付けて保存］から保存します。

「バス旅行しおり」ができあがりました。

テンプレートからファイルを作成したとき、タイトルバーに［互換モード］と表示されている場合があります。
これらのファイルは、2003以前のOffice製品で作成したファイルと互換性のあるものとして保存されます。

Office2010や2007でこれらのファイルを保存するときは、［名前を付けて保存］ダイアログボックスで［以前のバージョンのWordとの互換性を保つ］にチェックを付けて保存してください。互換性を保たないと、レイアウトが崩れたり、図などが表示されないことがあります。

タイトルバーに［互換モード］と表示されている場合、Office2003以前のアプリケーションとも互換性を持つファイルが保存できます。

Office2010で保存する場合、［以前のバージョンのWordとの互換性を保持する］にチェックを付けます。

WordやExcelの「テンプレート」から新規の文書を作ると、自分では使うこともなかった機能などが含まれた実用的な文書があっという間にできあがります。

今回紹介したテンプレート以外にも、便利なテンプレートがたくさんありますので、利用シーンに応じて、テンプレートを検索、編集して、便利さを体感してみてください。