Wordで書類を作るときに、行頭に数字を付けると自動的に箇条書きになったり、URLを入れるとハイパーリンクになったりします。便利な機能ですが、ときにはおせっかいだと感じることがありませんか?
今回はWordの操作でありがちな問題をまとめて解消して、文字入力もページレイアウトも一気に快適化する方法をご紹介します。
公開日2011年2月16日
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Wordには、自動的に書式を整えたり、英単語のスペルをチェックしたりする機能が搭載されています。活用すると便利ですが、逆におせっかいに感じたら、解除してしまいましょう。後から必要になったら、設定をオンにすればすぐに元に戻せます。ここではまず、次の5つの機能について必要かどうかを見直してみましょう。
Wordで文章を作成中、単語を入力すると同時にスペルチェックと文章校正が実行されます。そして、誤りと思われる単語の下には波線が表示されます。けれども、アルファベットの製品名やサービス名、会話調の文章などを入力するときなどに、指摘がじゃまだと感じたら設定をオフにできます。
行の先頭に英単語などのアルファベットを入力すると、自動的に大文字になります。英文の作成では便利ですが、英単語を全部小文字で入力したいときには、オフにしておきましょう。
ホームページの紹介文などを作るときなどに、URLを入力するとアンダーラインが引かれてハイパーリンクになります。すぐに目的のページが開けて便利ですが、必要なければ設定をオフにできます。
行の先頭にスペースを入れて文章を入力し、改行するとスペースがインデント(字下げ)になります。スペースで細かく調整したいなど、字下げにしたくないならオフにできます。
行頭に数字や記号を付けて文章を入力し、改行すると、箇条書きの書式を設定した段落になります。箇条書きの見た目が整って便利ですが、利用したくない場合にはオフにできます。
上で紹介した5つのサポート機能は、Wordの「オプション」と「オートコレクト」画面で、オン/オフを設定できます。次の手順で設定画面を開いたら、自分にとって不要な機能のチェックを外しておきましょう。
(注)ここではWord 2010を使用しています。その他のバージョンでは一部手順が異なる場合があります。
設定後は、これまでおせっかいだと感じていた機能がなくなり、スムーズな文字入力が行えます。もし、機能が必要になったら同じ設定画面を開いて、再びチェックを入れてください。