7月24日のアナログ放送終了まであとわずか。
テレビチューナーなしパソコンはもちろん、アナログチューナーを搭載したパソコンも、アナログ放送終了以降はそのままではテレビが見られません。これを機会に、お持ちのパソコンを「地デジ化」してみませんか?
今回は、地上デジタル放送対応の外付けテレビチューナーを付けることによって、お持ちのパソコンで地上デジタル放送を見られるようにする方法をご紹介します。
公開日2011年3月9日
※ 掲載内容は公開当時のものであり、最新情報と異なる場合があります。
まずは、「地デジお役立ちガイド」で、パソコンの発売時期、シリーズ、品名から地デジ化するための方法を調べましょう。
重要
お持ちのパソコンによって、地デジを見られるようにできない場合があります。地デジを見られるようにできる方法があるかを、以下から確認してください。
注)2003年春モデル以前の機種は地上デジタル放送を視聴することができません。
注)発売時期、シリーズ、品名 がわからない場合は、以下のQ&Aでご確認ください。
「地デジお役立ちガイド」にアクセスしたら、パソコンの発売時期、シリーズ、品名を選択して、「調べる」ボタンをクリックします。
地デジを見るには、アンテナの準備が必要です。すでに家庭用テレビの地デジ化がすんでいるなら、同じアンテナを分岐して使うことができます。アンテナの分岐には分配機などを使用します。お近くの家電店などにご相談ください。
地デジ化がまだの場合には、社団法人 デジタル放送推進協会のホームページにある「放送エリアのめやす」などで、受信の可否を調べられます。また、ケーブルテレビを介して視聴できる場合もあるので、契約されている事業者にご確認ください。
パソコンで地デジを見るには、地デジチューナーの機器を接続します。今回は地デジチューナーが未搭載のパソコンを対象に、パソコンの映像端子に接続する「セットトップボックス」と、USB接続する「外付けデジタルテレビチューナー」を使用する方法をそれぞれ解説します。
セットトップボックスには映像出力端子があり、地上デジタル放送のアンテナとアナログチューナー搭載のパソコンの間に接続することで、地上デジタル放送を視聴することができます。
ただし、パソコンと、セットトップボックスをアナログ端子で接続するので、アナログ放送と同等の画質となり、地上デジタル放送本来の画質での視聴はできません。
赤、白、黄3色のAVケーブルを介して接続します。映像はアナログ品質になります。
今回は恵安の「K-DIGIBOX-V03」を使用します。地デジを受信して、アナログチューナー付きパソコンで見ることができます。また、アナログテレビへの接続も可能です。出力端子には、コンポジットビデオ端子、D3端子、VGA端子(アナログRGBコネクター)、S-ビデオ端子があります。いずれもアナログ品質の出力になります。
画質はアナログ品質になりますが、セットトップボックスを利用すれば、地デジを見ることができます。
パソコン向けの外付けデジタルテレビチューナーには、本体に内蔵するタイプと、USB接続するタイプの2とおりがあります。USB接続タイプのほうが、接続の方法は簡単です。
地デジチューナーとパソコンを接続するイメージです。USBケーブルを用いて接続します。地デジ放送本来の高品質な画質で視聴できます。
「COPP/HDCP」については以下のQ&Aをご参照ください。
重要
チューナーの機種によって、接続する側のパソコンに必要なCPUやメモリ、グラフィックカードやモニターなどの条件に違いがあります。
機器を購入する前に、あらかじめ各メーカーのホームページなどで確認しておきましょう。動作の可否を簡単に確認できるチェックツールを提供しているメーカーもあります。
地デジチューナーとパソコンを接続するイメージです。USBケーブルを用いて接続します。地デジ放送本来の高品質な画質で視聴できます。
注)2005年春モデル以前の機種にはご使用できません。また、2005年夏モデル以降の機種でもご使用できない場合があります。「お持ちのパソコンの地デジ化方法をチェック」および、メーカーの動作確認ツールにて、使用できるかを確認してください。