セットトップボックスをつないで見てみよう
アナログチューナー搭載のパソコンにセットトップボックスをつないで、地デジを見られるようにしてみましょう。ここでは、2006年夏に発売された「FMV-DESKPOWER LX50S」を例に、接続と設定を行います。
セットトップボックスを接続する手順
セットトップボックスを使えるように準備し、パソコンに接続します。地デジ放送の視聴には、B-CASカードのセットが必要です。
チューナー機器本体を裏返し、背面のスロットにB-CASカードをさします。
本体にアンテナケーブルを取り付けます。
本体に外部出力ケーブルを取り付けます。
AVケーブルとパソコンをつなぎます。赤、白、黄色のケーブルをそれぞれ対応する端子に接続します。
これで、ケーブルの接続は完了です。
地デジの視聴は、これまで使用していたテレビ視聴ソフトで行います。ここでは「FMV-DESKPOWER LX50S」に付属の「TVfunSTUDIO」を使用する手順を見てみましょう。機種によっては、「DigitalTVbox」などのソフトを使用します。
スタートメニューから「TVfunSTUDIO」を起動します。
起動したら、「入力切替」ボタンをクリックし、「ビデオ1」を選択し、セットトップボックスの電源を入れます。
リモコンの「メニュー」ボタンを押します。視聴する「地域設定」を行い、「チャンネル自動設定」で全チャンネルを検索したら、チャンネル設定を更新します。
パソコンの画面で、テレビの視聴を開始できます。
チャンネルの変更などテレビ視聴に関する操作は、セットトップボックス付属のリモコンから行います。
外付けデジタルテレビチューナーをつないで見てみよう
外付けデジタルテレビチューナーを取り付ければ、もともとテレビチューナーが付属していないパソコンでも、地デジが視聴できます。
ここでは2010夏に発売された「LIFEBOOK SH760」に、USB接続タイプの外付けデジタルテレビチューナーを取り付けます。番組の視聴は、チューナーに付属しているソフトウェアを使用します。
外付けデジタルテレビチューナーをUSB接続する手順
まずは、付属のCD-ROMをパソコンにセットします。必要なソフトウェアを導入しながら、表示される手順に従って機器の接続を行います。
CD-ROMをパソコンにセットすると、インストールが自動スタートします。「かんたんスタート」をクリックします。
指示に従い、本体にアンテナケーブルを接続します。「次へ」ボタンをクリックします。
本体にB-CASカードを差し込みます。「次へ」ボタンをクリックします。
本体にUSBケーブルを接続します。「次へ」ボタンをクリックします。
パソコンにUSB接続を接続します。「次へ」ボタンをクリックします。
機器の動作に必要なドライバーソフトをインストールします。「次へ」ボタンをクリックします。
視聴に使用するソフト「PCastTV for 地デジLite」をインストールします。「次へ」ボタンをクリックします。
使用許諾の内容を確認したら、「同意する」ボタンをクリックします。
設定が完了しました。「はい」ボタンをクリックすると、再起動が実行されます。
これで、パソコンへの接続が完了しました。
付属のソフトで番組を見よう
機器を接続して、ソフトウェアのインストールも完了したら、地デジの放送を見てみましょう。最初に起動したときには、チャンネル設定を行います。
「PCastTV for 地デジLite」をデスクトップのアイコンから起動します。
最初だけ、チャンネル設定を行います。ここでは「自動取得」ボタンをクリックします。
しばらく待つと、チャンネル情報が得られます。「OK」ボタンをクリックします。
設定が完了し、「PCastTV for 地デジLite」で番組を視聴できます。チャンネルの変更などは、右のサブメニューから行います。サブメニューの表示がないときには、画面を右クリックして「サブメニュー」を選択すると表示できます。