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  5. Blu-rayからUSBフラッシュメモリまで。記録メディアの特徴を知って上手に使い分けよう!(3/3)

書き込み/読み取りが高速で扱いやすいフラッシュメモリー

読み書きが高速で、持ち歩きやすいのが魅力

USBフラッシュメモリーやSDカードは、いずれも「フラッシュメモリー」と呼ばれる記録媒体を利用した製品です。フラッシュメモリーは書き込み/読み取りが高速で、光ディスクよりもさらに製品をコンパクトにできるため、持ち歩きやすいことが魅力です。

フラッシュメモリーは、複数のパソコンを利用している場合のファイルの移動や、作業中のファイルの持ち歩き、受け渡し、といった用途に、よく利用されます。

注意

USBフラッシュメモリーなどのフラッシュメモリー全般で、「オートラン」機能を悪用したウイルスが問題になっています。(Windows 7では初期設定で無効に設定されていますが、Winodows Vista/XPではオートランを無効にする設定にしましょう。Windows Updateを行うことで、無効の設定ができます。

パソコン間のファイルのやりとりに便利なUSBフラッシュメモリー

接続するパソコンの環境を選ばず、簡単に利用できる

USBフラッシュメモリーは、パソコンのUSB端子に接続して利用します。現在利用されているパソコンで、USB端子を搭載していないパソコンは、ほとんどありません。そのため、USBフラッシュメモリーは環境を選ばずに利用できるという利点があります。自分のもっている複数のパソコンでのファイルのやりとりや、他の人とのやりとりに重宝します。

「レキサー・メディア ジャンプドライブ ファイアフライ : 8GB LJDFF8GBACJP」のイメージ画像

USBフラッシュメモリーは、ほとんどのパソコンにすぐに接続できるのが便利なところです。

SDカードはデジタルカメラ専用とは限らない

スロットを搭載したパソコンでは、USBメモリーと同じように利用できる

SDカードは、多くのデジタルカメラで採用されているメモリーカードです。現在は、同じ形状でより大容量のファイルを高速に書き込み/読み取りできる「SDHCカード」が主流です。また最近では、同じ形状でさらに大容量で高速な「SDXCカード」も登場しています。この3種類のカードは同じスロットで利用でき、通常、違いを意識する必要はほとんどありません。

その他、小型の「miniSD/SDHCカード」、さらに小型の「microSD/SDHC/SDXCカード」もあり、これらはアダプターを利用することでSDカードのスロットで利用できます。

SD/SDHCカードに代表されるメモリーカードは、デジタルカメラや携帯電話、スマートフォンと、パソコンとのデータのやりとりによく使われます。その他、USBフラッシュメモリーと同様に、パソコンのメモリーカードスロットに挿すことで、さまざまなファイルを記録し、受け渡しなどに利用することができます。ただし、メモリーカードスロットを搭載していないパソコンも多いため、受け渡しに利用するときにはあらかじめスロットの有無を確認するか、外付けのカードリーダーを用意しておくといいでしょう。

「サンディスク <UltraII>SDカード 2GB SDSDH-002G-J95」のイメージ画像

SDカードはUSBフラッシュメモリーと同じように利用できますが、スロットを搭載していないパソコンも多いことに注意が必要です。

SDカードだけじゃない、多彩なメモリーカードの種類

デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、テレビ、ゲーム機、携帯電話、スマートフォンなど、さまざまな機器でメモリーカードは利用されています。また、種類もさまざまで、上述したSDカードの他に、コンパクトフラッシュ(CF)、メモリースティック/Pro/Duoなどがあります。

FMVのダイレクトメモリースロットには、モデルにより異なる場合もありますが、SD/SDHC/SDXCカードとメモリースティック/Proが挿入可能です。それ以外のメモリーカードを利用したい場合や、ダイレクトメモリースロットのないFMVでは、USB接続の外付けカードリーダーを利用しましょう。

メモリーカードの利用について、詳しくは以下のQ&Aも参考にしてください。

用途から最適な記録メディアを考えていこう

光ディスクやSDカード、USBメモリーを使いこなしているイメージ画像

記録メディアにはたくさんの種類があり、また、それらの特徴は、容量/価格(単価と容量あたりの価格)/速度/書き換えの可否と多様で、それらを考慮して最適な記録メディアを選ぼうとすると、混乱してしまうこともあるかもしれません。

記録メディアの代表的な用途は、1ページ目にも紹介した3通りです。まずは「他の人にデータを渡す=光ディスク」、「(パソコンの間で)データを移す=フラッシュメモリー」、「バックアップ=外付けハードディスク」の中から、用途に合った記録メディアを考えてみましょう。

そして、扱うデータの容量から、その容量に合ったメディアを考えていくようにすれば、記録メディアを選びやすくなります。