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かさばる「紙」を徹底スリム化！
「ScanSnap」でデジタル保存しよう（2/3）
ScanSnap S1500で、実際にスキャンしてみよう
紙をセットしてボタンを押すだけで、すぐにスキャンが完了する
ScanSnap S1500で紙をスキャンする方法は、とても簡単です。あらかじめ付属のソフトをインストールして使える状態にしたら、本体の原稿トレイに紙をセットして［Scan］ボタンを押すだけで、自動的にソフトが起動し、スキャンが行われます。
あらかじめScanSnap S1500に付属のソフトをインストールし、パソコンに接続して使える状態にしておきましょう。
ScanSnap S1500に紙をセットしたら、［Scan］ボタンを押します。
パソコンに「ScanSnap Manager」のウィンドウが自動的に表示され、スキャンが行われます。スキャンが完了すると、このウィンドウは自動的に閉じます。
次に、スキャンしたデータを管理するソフト「ScanSnap Organizer」が自動的に起動します。［このコンピューターに保存］をクリックします。
［ScanSnap Organizer - 自動変換の設定確認］が表示されたら［はい］をクリックします。
保存方法の設定画面が表示されるので［OK］をクリックします。これで、書類のデータがPDFファイルとして、「ドキュメント」の「My ScanSnap」フォルダー内に保存されます。
保存されたPDFファイルは、ScanSnap Organizer内で一覧でき、ダブルクリックすることで開いて、大きなサイズで見ることもできます。
文字認識機能を利用しよう
「検索可能なPDF」にすることで、書類の中身を検索できる
上記の手順によって、ScanSnap Organizerを利用して「My ScanSnap」フォルダーに保存したPDFファイルは、自動的に文字認識が行われます。文字認識されたPDFファイルは「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」などで開いたときに、書類中の文字を検索できるようになります。100%の文字を認識できるわけではない（特に手書きの文字を認識するのは困難です）ものの精度は高く、書類の整理のためには大いに役立つ機能です。
文字認識をすぐに行うには、ScanSnap OrganizerでPDFファイルをクリックして選択し、［検索可能なPDFに変換］-［選択中のPDFを変換］をクリックします。
［ScanSnap Organizer - 検索可能なPDFに変換］が表示されたら、「実行のタイミング」の［今すぐ実行］をクリックして、［OK］をクリックします。［コンピュータの空き時間に実行］の場合は、パソコンの処理能力が空いているときに実行されます。
「変換処理が終了しました」のメッセージを確認し、［OK］をクリックします。
PDFファイルを「Adobe Reader」で表示し、［編集］-［簡易検索］をクリックして、表示された検索ボックスにキーワードを入力します。PDFファイルの中でキーワードが検索され、青いハイライトで検索結果が表示されました。
Adobe Readerについて詳しくは、こちらの記事も参考にしてください。
スキャンをするときに文字認識を行うようにも設定できる
ScanSnap Organizerを利用しない場合でも文字認識機能を利用できるよう、スキャン直後に文字認識するように、設定を変更してみましょう。この設定変更をした後でスキャンをすると、紙の中にある文字がデータとして取り込まれ、検索できるようになります。この設定を行うと、文字の認識には時間がかかると注意が表示されます。必要な時間はパソコンの性能や書類の内容によって少し変わりますが、A4サイズの一般的な書類で、1ページあたり数秒程度と、それほど長い待ち時間ではありません。
タスクトレイの［▲］をクリックし、表示されたManagerのアイコンを右クリックして、メニューから［Scanボタンに設定］をクリックし、設定画面が表示されたら［詳細］をクリックします。
詳細な設定項目が表示されたら［ファイル形式］-［検索可能なPDFにします］をチェックします。
