パソコンをしばらく使っていると、ハードディスクの空き容量がだんだん不足してきます。最近のパソコンは内蔵ハードディスクが大容量なので安心しがちですが、高画質なデジカメ写真やハイビジョン動画など、扱うファイルのサイズも大きくなっています。
容量が足りなくなったら、ハードディスクを増設してみましょう。USBでつなぐ外付けハードディスクなら、接続は簡単です。接続してデータを移行する方法や、パソコンのデータを外付けハードディスクへ定期的にバックアップする方法についても知っておきましょう。
公開日2011年9月7日
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ハードディスクの空き容量がなくなると、それ以上ファイルを保存できなくなります。デジタルカメラやデジタルビデオカメラからファイルをコピーしようとしたところ、いきなり容量がなくなることも、あるかもしれません。
そして、空き容量が減ると、パソコンのパフォーマンスにも影響が出ます。パソコンは、処理中のデータを一時的にハードディスクの一部の領域に書き込みます。ところが、空き容量が減るとこの作業ができなくなるため、動作が不安定になったり、速度が遅くなったりすることがあります。
空き容量が少なくなったときには、不要なファイルを削除するのが一つの対処方法です。部屋にある押し入れがいっぱいになったら、使わない物を捨てるのと同じです。それでも、日々ファイルの数は増えていきます。保存しきれなくなったら、ハードディスクの増設を考えてみましょう。押し入れがいっぱいになって、タンスを一つ追加するような感覚です。
ハードディスクを増設するには、パソコンの中に内蔵する方法と、USB接続などで外付けする方法があります。パソコンの中に取り付けるには、専門的な技術が必要ですが、USBケーブルで外付けする方法なら誰でも簡単に接続できます。最近では、持ち運びに便利なポータブルタイプのUSBハードディスクも登場しています。
接続方法は、パソコンとハードディスクをUSBケーブルでつなぐだけです。最初につないだときにだけ、ハードディスクの動作に必要なドライバーソフトウェアのインストールが始まります。最近の機器なら、ユーザーが特に準備しなくても、最適なドライバーソフトウェアが自動でインストールされます。