親機の設定と1台目のパソコンの無線LAN接続が完了したら、別のパソコンも親機経由で無線LAN接続を行いましょう。ここでは、無線LAN機能が搭載されていない、デスクトップパソコンに無線LAN子機を使ってインターネット接続してみましょう。
今回使用したバッファローのWZR-HP-AG300Hシリーズには、USB接続の子機がセットになっているWZR-HP-AG300H/Uがあります。この子機を使ってデスクトップパソコンを無線LAN接続してみましょう。
同シリーズの子機であれば、パソコンに無線LAN子機をUSB接続すると、自動的に必要なデバイスドライバーがインストールされます。なお、他社の無線LAN子機を利用する場合は、別途、デバイスドライバーをインストールする必要があります。その場合の手順については、無線LAN子機側のマニュアルを参照してください。
子機のデバイスドライバーのインストールが完了すると、タスクトレイに無線LANの接続アイコンが表示されます。
今後は、接続が切れた場合でも、自動的に接続されるようになります。別の接続先に接続する場合を除いて、暗号化キーの再入力も不要です。
パソコン2台の無線LAN接続が完了したので、次はプリンターを接続してみましょう。
プリンターの設定方法もパソコンと同様、プリンターのデバイスドライバーをインストールし、プリンターと親機を接続する設定を行います。親機との接続が済めば、2台目以降のパソコンはWindowsのプリンターの追加で簡単に使えるようになります。
なお、今回はキヤノンの複合機「PIXUS MG6230」を例に、接続の仕組みを解説するために手動設定での接続方法を紹介します。
自動設定の機能がある機器については、2ページ目で紹介した「AOSS」などを利用すれば、自動で接続することができます。
(注)プリンターは無線LANに対応している機種に限ります。
(注)プリンターの設定方法は機種によって異なります。操作方法はプリンターに付属のマニュアルを参照してください。
まずは、親機とプリンターを無線LANで接続する設定を行います。プリンターに付属しているCD-ROMをパソコンにセットし、画面の指示に従って操作していきます。プリンターの設定をする過程で、デバイスドライバーやユーティリティソフトなども自動的にインストールされます。
これでプリンターの接続も完了です。2台目以降のパソコンと同様、別のパソコンからネットワークプリンターを利用したい場合は、Windowsの「プリンターの追加」機能で簡単に追加ができます。