Eメール(以下、メール)は、いまでは毎日の生活に欠かせないツールですが、基本の送受信機能のみをお使いの方も多いのではないでしょうか?
実は、メールソフトには知っておくと便利な「一歩すすんだ使い方」があるんです。
今回はWindows Live メールの、そんな「一歩すすんだ使い方」についてご紹介します。
公開日2011年5月25日
※ 掲載内容は公開当時のものであり、最新情報と異なる場合があります。
※ Windows Live メールは2017年1月にマイクロソフト社での提供が終了しました。
Windows Live メールは、2010年春モデルから富士通のパソコンに標準でインストールされています。最新版の「Windows Live メール2011」は、2010年9月より日本マイクロソフト株式会社から公開され、10月よりWindows 7のアップデートにより自動更新で提供されています。
それ以前のモデルをお使いの方は、下記URLから無料でダウンロードできる「Windows Live Essentials」のソフトのひとつとして、インストールできます。
Windows Live メールの初期の設定方法については、下記のQ&Aをご参照ください。
また、Outlook ExpressやWindowsメールなど他のメールソフトからの移行方法については、下記のサポートページをご参照ください。
(注)Windows XPをお使いの方は、前バージョンの「Windows Live メール」をお使いください。
(注)Windows XPに対応したWindows Live メールでは、メール文に挿入した写真のトリミングなど一部機能が使えません。
たくさんのメールを受信するようになると、いざ必要なメールを探し出そうとしてもなかなかみつからないことがあります。重要なメールにマークを付けたり、内容によってフォルダーに分けて整理するなどして、効率よく管理しましょう。
受信したメールには、「フラグ(旗)」を付けることができます。フラグを付けたメールには、赤い旗のマークが表示され、大切なメールがひと目でわかります。さらに、フラグの付いたメールと付いていないメールで分けて並べ替えることができます。
メールの数が増えてきたら、内容ごとに分類するためのフォルダーを用意しましょう。仕事用、プライベート用などのフォルダーを作成し、そこにメールを移動することで、メールを整理できます。さらに、差出人や見出しのキーワードを設定して、自動でメールを仕分けることもできます。
メッセージルールを設定すると、メールを自動的に指定したフォルダーに振り分けることができるようになります。
届いたメールを開くと、「このメッセージの一部の画像は表示されません」といったメッセージが表示され、メールのレイアウトが崩れていたり、画像が表示されなかったりすることがあります。これは、Windows Live メールが、安全のために設定している機能です。
メール本文に画像を埋め込んだり、文字に飾りを付けたりすることができるメールをHTMLメールといいます。さまざまな表現がメール上で可能になるので、とても便利です。しかし、このしくみを利用して、受信者の情報を差出人に勝手に送ったり、ウイルスに感染させたりする悪質な迷惑メールもあります。
そのため、最近のメールソフトでは、初期設定で画像が表示されないようにブロックしているものが多いのです。けれども、信頼できる差出人からのメールなら、きちんと画像も表示したいですよね。
HTMLメールの差出人が信頼できる場合には、メールの上部にある「画像の表示」をクリックすることで、メールの画像を表示することができます。また、「セーフリスト」に登録することで、今後同じ差出人からのメールは、最初から画像を表示させることができます。
なお、Windows Live メールは、自動的に迷惑メールを判定し、「迷惑メール」フォルダーに移動してくれる機能を持っています。迷惑メール判定の処理レベルは選択することができるので、自分の使用環境に合わせて設定し、あらかじめ怪しいと思われるメールは、間違って開いてしまわないように受信トレイに表示されないようにしておくとよいでしょう。迷惑メール対策については、下記を参照してください。