部品をどんどん取り付けていこう
4. パソコン本体にメインボードを取り付けよう
CPUやメモリなどの部品を取り付けたメインボードを本体にネジどめするよ。ケーブルをはさみこまないように気をつけてね。
ネジどめできたら、今度はケーブルをつなぐよ。全部で19カ所もあるから、まちがえないように3つずつ順番につないでいこうね。どんどんつなぎたい気の早いお父さんやお母さんたちもいたけど、ちょっと待ってね!
メインボードを本体にネジどめするよ。お父さんがしっかりおさえてくれているから、チカラをこめてみよう。
つなぐときには差しこむ向きにも注意。真剣(しんけん)な表情でケーブルを接続(せつぞく)しているね。取り付けがきつい部品もあるから、「チカラをギュッと入れてね」とサポートスタッフからおしえてもらったよ。
ケーブルはたくさんあるから、まちがわないように気をつけてね。お母さんも見守ってくれているよ!
メインボードの本体への取り付けが完了(かんりょう)! 大きい部品を取り付けできたら、ちょっとパソコンらしい形が見えてきたね。
5. いろんな機能を追加できるライザーカードの取り付け
パソコンに、さまざまな機能(きのう)のカードを追加すると、できることが増(ふ)やせるよ。ここでは、ライザーASYというカードを取り付ける部品に、デジタル放送を楽しむことができる「TVチューナーカード」を差しこんでみるね。
チカラを入れて差しこむときは、お父さんやお母さんたちにもささえてもらってね。ライザーASYの組み立てができたら、本体に取り付けるよ。
部品はお父さんがささえているから、チカラをこめてネジどめしてね。
こちらでも、お父さんが手伝ってくれているよ。共同作業で進めていこうね。
6. インターネットにつなぐ無線LANカードの取り付け
「無線LANの部品は小さいから、今日いちばんむずかしい作業です」と説明があったよ。アンテナ線の色をまちがえないように、小さい穴(あな)に差しこんでいこう。
工場の人たちは心配してたけど、みんなは意外にスイスイできたみたい。サポートスタッフの人からも「うまいうまい!」と言われて、みんなうれしそうだったよ。
アンテナ線を差し込んだら、アンテナとケーブルを本体に取り付けようね。
アンテナ線を差しこむのがむずかしいところ。灰色(はいいろ)と黒で色分けしてあるからまちがえないように。
無線LANをケースに取り付けしよう。お父さんもはりきって手伝ってくれているよ。
電波でつながる無線LAN
パソコンをインターネットにつなぎたいときは、「プロバイダ」という接続(せつぞく)サービスの会社に申しこむよ。インターネットにつなぐケーブルを家まで引いてくれるんだ。そして、家の中では接続(せつぞく)の装置(そうち)とパソコンをケーブルでつなぐんだ。けれど、ケーブルはじゃまで、足を引っかけることもあるよね。
そこで、インターネットへの接続装置(せつぞくそうち)とパソコンを無線でつなぐ仕組みが無線LANなんだ。無線LANでは、インターネット接続(せつぞく)側に親機「アクセスポイント」、パソコン側には子機「アダプタ」が必要だよ。今回取り付けたのは子機だから、家では親機が必要だね。もしない場合は、パソコンショップで買えるよ。
――伸樹くんとお父さん
――パソコンの組み立ては楽しいですか? それともむずかしい?
伸樹くん「むずかしくないです。すごく楽しいです!」
――パソコン組み立て教室にはどなたが申しこんだんですか?
伸樹くん「お父さんです。家では、お父さんも、お母さんもボクもパソコンを使っています。でも、いちばん使うのはお父さんかな」
お父さん「私自身、パソコンや機械には興味(きょうみ)があるんですよ」
――作ったパソコンは誰(だれ)が使いますか?
伸樹くん「ボクのせんようパソコンになります。今家にあるパソコンでは、インターネットとゲームに使っているけど、もっといろいろなことができそうだから、楽しみです」