Internet Explorer 8では、従来のフィッシング詐欺検出機能が強化された「SmartScreenフィルター」が実装されました。悪意のあるサイトからのソフトウェアのインストールを防ぎ、詐欺サイトによるデータやプライバシー、IDの悪用から利用者を保護することによって、ホームページの閲覧やメールの利用などでより安全性が高くなっています。
また、パソコンを家族で共有していたり、ネットカフェでホームページを見たりするような場合、ホームページの閲覧履歴や検索履歴など、パソコンに自分の痕跡を残したくないことがあります。そんなときには、Internet Explorer 8の「InPrivateブラウズ」機能を利用すると、閲覧や検索の履歴、ユーザー名、パスワードなどを残さずにホームページを見ることができるようになります。
InPrivateブラウズが有効になった新しいウィンドウが表示されます。InPrivateブラウズが有効になっているウィンドウでは、アドレスバーの左側に「InPrivate」と表示されます。以降はこのウィンドウ上でのホームページの閲覧や検索、フォームへの入力内容などに関する情報はすべて記録されなくなります。InPrivateブラウズによるプライバシー保護をやめるには、このウィンドウを閉じます。
なお、「セーフティ」ボタンから「InPrivateブラウズ」を選択しても、画面3のInPrivateブラウズが有効になった新しいウィンドウを開くことができます。
Internet Explorer 8では、アクセラレータやWebスライス、検索プロバイダなどを手軽に追加して、自分好みにカスタマイズできるようになっています。これを「アドオン」と呼び、新しいアドオンは「アドオンギャラリー」から自由に入手できます。
アドオンを入手するには、まずアドオンギャラリーにアクセスします。お気に入りバーの「本日のおすすめアドオン情報」から「もっと多くのアドオンを確認する」をクリックすることでもアドオンギャラリーにアクセスできます。
アドオンギャラリーに登録されているアドオンの中からインストールしたいアドオンを探したら、そのアドオンの場所にある「アドオンをインストール」をクリックします。ここでは例としてアクセラレータを追加してみます。
「アクセラレータの追加」画面が表示されるので「追加」をクリックします。なお、インストールするアドオンによって、この画面は異なります(Webスライスを追加する場合は「お気に入りバーに追加」、検索プロバイダを追加する場合は「追加」をクリックします)。