Windows 8.1のスタート画面には、メールやブラウザー、天気やニュース情報の表示などさまざまなアプリが並んでいます。
今回は、主にスタート画面のタイルをクリックすると起動する「Windows ストア アプリ」について、解説します。
アプリの特徴と、基本的な操作方法について、確認しておきましょう。
Windows 8.1には、デスクトップ画面で操作する「デスクトップアプリ」と、スタート画面で使う「Windows ストア アプリ」の2種類のアプリがあります。
Windows 7以前から使っていたソフトは、「デスクトップアプリ」として使用しますが、一方の「Windows ストア アプリ」は、Windows 8.1やWindows 8で使用できるアプリです。最初からいくつかのアプリがインストールされている他、自分で新たに追加することもできます。
スタート画面から「Windows ストア アプリ」を起動するには、タイル状に並んだボタンをクリックします。このボタンは「タイル」と呼び、タイルの上に天気やニュース情報をリアルタイム表示するアプリは、「ライブタイル」と呼ばれています。アプリを起動しなくても更新情報をチェックでき、より詳しい情報を知りたいときにクリックするという使い方もできます。
Windows 8.1に最初からインストールされている「Windows ストア アプリ」のうち、主なものをご紹介します。
アカウントを設定すると、メールを送受信できるアプリです。新着メールの件数は、タイルの表示でも確認できます。登録できるのは、「Hotmail」や「Gmail」など、メールサーバーが「IMAP」というしくみに対応したメールサービスのみです。
スタート画面に、起動したいアプリがみつからない場合には、いったんアプリを一覧表示してみましょう。パソコンにインストールしているすべてのアプリのアイコンを一覧して、起動することができます。
このとき、Windows ストア アプリだけでなく、デスクトップ画面で使うアプリやアクセサリなども一覧に表示されます。アイコンをクリックすれば、デスクトップ画面の表示に切り替わり、アプリを使うことができます。
Windows ストア アプリは、上部の「閉じる」ボタンで終了します。また、画面の上部から下部に向かって、ドラッグ&ドロップを行うことでも終了できます。
スタート画面には、最初から表示されているアプリ以外も追加することができます。「すべてのアプリ」を表示した状態で、「スタート画面にピン留め」しましょう。
Windows ストア アプリだけでなく、メモ帳などのデスクトップアプリも、同じ方法でスタート画面に追加することができます。