パソコンを使い始めてから半年ほどになりますが、まだタッチタイピングができなくて、キーボードを見ながら入力しています。そのせいか、最近肩こりがひどくて……。タッチタイピングのできる同僚からは「タッチタイピングを覚えると、疲れにくくなって肩こりも軽くなるわよ」と言われるのですが、本当でしょうか?
人による部分もあるけど、一般的には視線の移動や無駄な動きが減って疲れにくくなるよ
タッチタイピングができてもできなくても、同じ作業時間あたりの疲れは変わらないわよ
タッチタイピングで速く仕事ができると仕事量を増やされてしまうから、かえって疲れるよ
タッチタイピングでキー入力をすると、そうでない場合に比べて視線の移動が少なくなるので、パソコンを使っている間の目などの疲労を軽減できます。
「タッチタイピング」とは、キーボードを見ずに両手の指を使ってキー入力をすることです。タッチタイピングを身につけるためには練習が必要になりますが、これによって、指の動きに無駄がなくなり、キー入力のスピードを格段にアップできます。
タッチタイピングを使わずにキー入力をする場合は、キーを見て入力し、モニタを見て確認し、またキーを見て……と視線の移動が多くなり、目や首に疲れがたまってしまいます。そして、人によってはこれが肩こりの原因となってしまうかもしれません。タッチタイピングであれば視線をモニタに固定できるため、こうした疲れがたまりにくくなります。
いちがいに「タッチタイピングを覚えたら肩こりが軽くなる」とは言い切れませんが、一般的には、以上のような理由からタッチタイピングを覚えると疲れにくくなります。同時に、キー入力のスピードが上がって効率よく仕事ができるようになりますから、ストレスが軽減できて気持ちも軽くなるでしょう。
一方で、Cさんが回答しているような「かえって仕事が増えてしまう」という可能性も、まったくないわけではありません。タッチタイピングで仕事を効率アップできたはずが、かえって疲れてしまうのは本末転倒ですから、仕事の量については上司や管理者の方とよく話し合うことが大事でしょう。
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キーボードマスター(実践!タッチタイピング)
タッチタイピングの練習をするとき、どうしても「速く入力する」ことに意識がいってしまいがちです。ですが本当に重要なのは、キーの位置と、どのキーをどの指で打つかを覚えて、正確に入力することです。最初はゆっくりとでも正確さを意識して、練習していきましょう。慣れれば徐々に速く正確な入力ができるようになっていきます。
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