フリーソフトの「MINI+TUNE」を使って、ポートレートや風景写真をまるでミニチュアを撮影したかのような写真に変換して、非日常の世界を楽しんでみましょう。MINI+TUNEは、写真のコントラストや彩度を上げて、ピンぼけの効果を加えることにより、ピントが合っている部分をミニチュアのように見せるといったしくみになっています。
ただし、MINI+TUNEでは扱える画像サイズに制限があり、あらかじめ写真を240×240ピクセルの大きさに加工しておく必要があります。写真をリサイズするには、@フォトレタッチなどの画像編集ソフトで切り抜くなどの処理を行えばよいのですが、結構手間がかかるため面倒です。そこで、MINI+TUNEと同じホームページで公開されている「cropper」というフリーソフトを利用して、MINI+TUNE用の画像を手軽に作成するといいでしょう。
cropperを起動して、リサイズしたい写真をウィンドウにドラッグ&ドロップします。
右側にある「+10」「−10」などのズームボタンで拡大/縮小したり、画像部分をドラッグしたりして切り取る位置を決めたら、「書き出し」をクリックします。
「OK」をクリックします。
MINI+TUNEを起動して、240×240ピクセルにリサイズした画像をウィンドウにドラッグ&ドロップします。
画像でピントを合わせたい部分をクリックしてピント位置を決めます。「EDGE COLOR」では縁の色を指定でき、「EDGE SIZE」では角を丸める大きさを指定できます。設定が終わったら「SAVE」をクリックします。
「OK」をクリックします。